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京都ホテル
Kyoto hotel
1888-
京都市中京区河原町御池

http://www.kyotohotel.co.jp/
 京都ホテルの開業は、前身常盤ホテルを開業した前田又吉氏の京都での宿泊施設開業の年、1888年としています。開業125周年に私としての6番目のホテルパネルを提供し、年表の横に展示されていましたが、残念ながら見に行くことができませんでした。今は、、どうでしょうか。
 京都を代表するホテルの一つとしてその名を今日まで続く老舗ホテル。その歴史は「京都100年ものがたり」として京都ホテルのサイトに公開されており、これほど詳細な歴史を編纂公開することからもホテルの歴史とその存在意義を尊重する姿勢が感じられます。とはいえ、やはりこれらタグラベル、ホテルラベルに関しては他のホテル同様、明確な記録などはないようで、おおよそ推測の範疇であります。

 京都ホテルもその歴史の長さから、ホテルラベルを多く発行しており、井上喜太郎氏からの旗ラベルが最初のものと判断しています。そのせいか、その後の京都ホテルのラベルは旗がモチーフとなっており、丸に日の丸が今日まで続く?京都ホテルのマークとなっています。
ただ、その為ラベルとしては変化に乏しいものとなってしまいました。最初の旗(これは当時の流行でしたが)、丸型にKとHをデザインしたもの、昭和3年に新館建築の際に作成された2種以外は丸に日の丸でした。
 下のようにタグラベルも近年に近づくにつれてシンプルで味が無くなってきたのは残念なことです。


1890年前田又吉氏が開業した「常盤ホテル」を1894年に井上喜太郎氏が買収し「京都ホテル」となった
昭和3年2月、株式会社京都ホテルとなって新館を開業。地上7階建ては当時として最高の高層建築でした。
昭和36年3月1日開業と記された絵葉書 昭和44年頃のものか、後ろにさらに増築されています。
現在の高層ビルとなった京都ホテルは1994年に完成。2001年からはホテルオークラと業務提携を決め
2002年から「京都ホテルオークラ」となっている。